相模原ダルク薬物依存症当事者スタッフの酒井です。
本日は東京都台東区にある浅草公会堂で行われた「ダルク40周年記念フォーラム」に参加してきました。
午前中の来賓挨拶では、厚生労働省や国立研究所など行政・学術機関からもダルクの活動が評価されていることが示され、依存症が「個人の問題」ではなく「社会全体で支えるべき課題」であると再認識できました。
午後のプログラムでは、各地域の医療・支援関係者によるマイクリレーにより、現場での取り組みや課題が共有され、多様な支援スタイルがあることに勇気づけられました。また、ダルクスタッフによる「これからのダルク」のセッションでは、女性支援、地域連携、居場所づくりなど、新しい方向性への挑戦も語られました。
過去から現在、そして未来へと薬物依存症回復支援の歩みを辿る意義深い会となりました。
創設者近藤恒夫さんが残した言葉「やめたいと思う瞬間があれば、希望はある」という言葉が強く心に残りました。
相模原ダルク施設長 酒井










