INSTANCE

RECOVERED
八王子市 H様 
【ご家族体験談】
QUESTION 01
相模原ダルクと出会ったきっかけは?
再発を繰り返す息子——家族の力だけでは限界だった
大学4年のとき、息子のパチスロによる借金、合計100万円が偶然発覚しました。
親の金で返済し、「二度としない」という言葉を信じて家族だけで抱え込みましたが、以後8年間、返済→再発→借金→失踪→ボロボロで戻るを繰り返し、家族の支援だけでは限界だと痛感しました。
そこで「家族を守るためにも、家族だけで何とかしようとする考えを捨てる」と決め、都立多摩総合精神保健福祉センターに相談。
家族教室でギャンブル依存症を学び、本人も再発予防プログラムに通う中で、カウンセラーでもある千葉ダルク代表・白川さんとつながりました。
白川さんとの面談を経て、入所前の面談でスタッフの田中秀泰さんを紹介され、息子は千葉ダルクで回復のリハビリを開始。家族も「リハビリのための支援はするが、それ以外の支援はしない」という線引きを決めて、回復に向けた一歩を踏み出しました。
その後、田中さんが相模原ダルクを開設し、息子もスタッフとして共に移ったことで、相模原ダルクとの関わりへとつながっていきました。
QUESTION 02
相模原ダルクの家族会に通ってみていかがでしたか?
家族同士の分かち合いが、私たちを救ってくれた
全てが大切なものでした。勉強会、体験談、家族同士の分かち合い。
特に、家族同士の分かち合いは、ダルクによる回復への道を確信させてくれるものでした。
苦しかった気持ちが通じ合えたのです。
幾度も、親しく話し合える方たちが出来ました。
春には、八王子市の滝山城址公園で花見会を開きました。
秋には、相模原スポーツフェスティバルでの、ダルク入所者によるエイサー演舞の応援にも出かけました。
娘たちや孫も、共に参加しました。
多くの家族の方たちと知り合えたことは、「家族の応援団」として、大きな支えになりました。
QUESTION 03
スタッフ(職員)の対応はいかがでしたか?
何気ない会話、そこにつながりを感じられた
私たちに接してくれたスタッフの人たちは、とても優しかった。
言葉遣いも丁寧で、こらから声を掛けやすかった。
スタッフの人たちの、回復者としての姿に、息子が重なって見えました。
家族会の準備をしてくれているスタッフの人たちと短い会話を交わすこともありました。
何気ない、短い会話にほっとしたものでした。
QUESTION 04
現在、ご家族はどう変わりましたか? また本人との関係は?
息子の人生、私たち家族の人生——それぞれが回復
息子は、薬物依存症の回復者の女性と入籍し、地方で暮らしています。
LINEの家族メールで近況を報告し合い、時々は家族全員でテレビ電話もしています。
2年前、二人で上京した際は、皆との久し振りの再開も果たせました。
精神保健福祉士や防災士の資格を取って働き、マラソン大会にも参加して完走したとの報告に、嬉しさが込み上げたこともありました。
親としての心配は尽きないものの、私たちは私たちの人生を受け入れ、それぞれに過ごしてます。
QUESTION 05
依存症に悩んでいる家族の方々に一言お願いいたします。
つながることが第一歩、必ず希望は取り戻せます
一人じゃありません。どうか助けを求めてください。
私たちもどん底のとき、精神保健福祉センターの相談員から「勘当しない。家族教室で依存症を学ぶことが再スタートになる」と背中を押されました。
ダルクの方々からは「必ず戻ってくる」、「本人も家族もそれぞれの“応援団”を持って回復の道を歩みはじめる」と教わり、医療者の「ヒロさんは大丈夫!」という一言にも救われました。
依存症のいる家族は苦しい。でも回復したとき、家族は必ず希望を取り戻せます。
私たちの息子も20年をかけて回復し、再び“息子”として帰ってきました。
つながることが、回復の第一歩です。

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