INSTANCE

RECOVERED
府中市 M様 
【ご家族体験談】
QUESTION 01
相模原ダルクと出会ったきっかけは?
母として限界の中で見つけた支援先
息子が薬物依存症です。
息子が危険ドラッグに関わるようになり、生活リズムの乱れや性格の変化が次第に深刻になっていきました。
約束を守れない、イライラして会話が成り立たない、部屋は足の踏み場もないほど散らかり、常にお金がない状態で返さないのにお金を求められる——そんな状況が続きました。
母親である私は、本人への対応を一手に引き受けるうちに、いつの間にか“息子のストーカー”のようになっていました。
外出すればすぐに電話をかけ、家にいる時も言い聞かせようとしてはお説教になり、悪循環を繰り返していました。
その様子を見ていた家族からは、息子だけでなく私もおかしくなってしまったのではないかと思われるほどでした。
そんな中、多摩総合精神保健福祉センターで相模原ダルクの代表の方に、息子が面談をしていただく機会がありました。
その後状況は次第に悪化、ついに“底つき”と言える状態になりました。
そのタイミングで、多摩総合精神保健福祉センターの支援もあり、相模原ダルクへ入所となりました。
QUESTION 02
相模原ダルクの家族会に通ってみていかがでしたか?
家族会がもたらす精神的な安らぎ
家族会に参加すると、精神的にとてもホッとします。
困ったときにすぐ相談できる安心感がありますし、専門の先生方からお話を伺えることも大きな支えになっています。
同じ内容を繰り返し聞くことにも意味があり、毎回その時の自分に必要な気づきがあります。
また、同じ立場のご家族のお話を聞けることや、自分自身の気持ちを安心して吐き出せる数少ない場所であることも、私にとっては大きな救いになっています。
同じ「家族」といっても、皆それぞれ状況も感じ方も違います。
だからこそ、その時々の考え方や行動を伺うことはとても勉強になりますし、多くの学びがあります。
一方で、同じような苦しみを経験している者同士だからこそ分かり合える部分も多く、家族会で知り合えた方々の存在は私にとって大きな心の支えになっています。
QUESTION 03
スタッフ(職員)の対応はいかがでしたか?
職員の誠実な対応に支えられて
いつも誠実に対応していただき、本当にありがとうございます。
不安を感じたときにすぐ相談できること、そして、こちらが迷って反対の方向へ進みがちな時でも、行くべき方向を丁寧に示していただけることに深く感謝しています。
相模原ダルクという存在そのものが、私にとって常に大きな心の支えになっています。
QUESTION 04
現在、ご家族はどう変わりましたか? また本人との関係は?
振り回されない、落ち着いた日常
あんなに息子に振り回されていた日々から解放され、今では家族それぞれが自分たちのペースで生活できるようになりました。
本人は現在家を出て自立した生活を送っていますが、時々家に戻って一緒に買い物や食事をしたり、お互いの近況を話したりする時間を持っています。
こうした時間を通して、家族の関係も少しずつ落ち着きを取り戻しています。
QUESTION 05
依存症に悩んでいる家族の方々に一言お願いいたします。
専門機関につながる勇気を持って
私も、息子のためと思って必死に頑張れば頑張るほど、状況が悪化していく経験をしました。
自分でもおかしいと気づきながらも、怖くて手を離せず、人に知られずなんとか解決しようとしていた日々は、親子で泥沼にはまり、先の見えない本当に苦しい毎日でした。
今振り返ると、もっと早く外に助けを求めればよかったと思います。
専門の相談機関につながること、そしてつながり続けることが、本人にも家族にも大きな一歩となります。
一人で抱え込まず、勇気を出して助けを求めてください。

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