INSTANCE

RECOVERED
八王子市 H様 
【ご家族体験談】
QUESTION 01
相模原ダルクと出会ったきっかけは?
家族が壊れる前に──支援につながれた奇跡
息子が薬物依存症だと知ったのは、息子が14才の時に、娘から「部屋から変なにおいがする」と言われたことがきっかけでした。
なんと友達と危険ドラッグを使っていたのです。
私はやめさせたいと思い、注意したり、部屋を物色して嗅ぎまわったりして、過干渉になりました。
息子は自分の要求が通らないと暴力や暴言をふるうようになり、私と娘が家を出て実家に避難したこともあります。
本人はドラッグをやめられず回数が増えていき、このまま死んでしまうのではないかと、気が気でありませんでした。
振り回されてとにかく疲れ切ってしまった私たち家族は、薬物依存症の相談先を探して、多摩精神保健福祉センターの家族会につながりました。
センターの皆様のご尽力もあり、息子は相模原ダルクに入所することになりました。
QUESTION 02
相模原ダルクの家族会に通ってみていかがでしたか?
同じ苦しみを抱える家族と出会い、気持ちが楽になった日々
初めは何もわからなかったのですが、毎月さまざまな職種の講師の方の話を聞き、勉強して、少しずつ依存症のことが分かるようになっていきました。
本人との接し方や向き合い方も、少しずつ理解できるようになりました。
依存症の息子に対しての考え方が変わりました。
家族会では同じような苦しみを抱えた家族と知り合い、人には話せない話を口に出すことができました。
辛くて苦しいのは自分だけではないと感じることができました。
話すことで気持ちが少し楽になって家路につくことができました。
QUESTION 03
スタッフ(職員)の対応はいかがでしたか?
最も苦しかった時期に寄り添ってくれたダルク
他のダルクさんもそうですが、入寮前の辛く疲弊していた時期に、唯一夜間連絡を取れるのがダルクでした。
夜中の人が寝ている時間に、SOSを出した私に、真剣に向き合ってくれて、とても救われたことを覚えています。
入寮してからも不安を抱いていた私に寄り添っていただき、「何かあれば保護者なんだから」と責められ続けてきた私にとって、強い味方でした。
QUESTION 04
現在、ご家族はどう変わりましたか? また本人との関係は?
自分は自分、子どもは子ども
息子が自分から手を差し伸べ、回復の道を歩み始めてから11年が経ちました。
元々共依存になりやすいタイプの私は、家族会を通して自分と向き合うことで、「自分は自分、子どもは子ども」と考えられるようになり、今ではとても気持ちが楽になりました。
ただ、息子に直接会うことにはまだ不安があります。
数年間、連絡を取っていません。
しかし、ダルクの職員さんや家族会の仲間から息子の近況を聞くことができるので、安心しています。
家族も、落ち着いた日々を過ごせるようになりました。
QUESTION 05
依存症に悩んでいる家族の方々に一言お願いいたします。
秘密は守られる、安心して話せる依存症相談
誰にも話せず、一人で苦しみ悩んでいる方も多いと思います。
「本当に警察に連絡されないのかしら」など、不安な気持ちがあるのも当然です。
ですが、実際に警察や職場、近所の方へ連絡がいくことはありません。
秘密はきちんと守られます。
すぐに答えが見つからなくても、困ったとき・つらいときに、依存症を理解しているプロに相談したり、今の気持ちを吐き出したりできる場所です。
一度、頼ってみませんか。

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