INSTANCE

RECOVERED
日野市 H様 
【ご家族体験談】
QUESTION 01
相模原ダルクと出会ったきっかけは?
我が子はアルコール依存症
本人が通院していた病院がきっかけで相模原ダルクの事を知りました。
本人は現在32歳、11年前の大学3年生の時に本人から「夜寝れないので困っている」と相談があった。
また、酔いつぶれて友人に家まで送ってきてもらう日が多くなったことや、昼夜逆転し、やっとの思いで大学に通っていたり、アルバイトにはいくが家に帰らない日が多くなったなどの経緯があり「アルコール依存症」なのではないかと本人に問いかけました。
精神科への初診療迄1年3ヵ月の月日が掛かりました。
本人が大学4年生の時に「アルコール依存症」と診断されました。
「アルコール依存症」なのではないか?、と問いかけてから7年の月日が経過し、相模原ダルクに入所することが出来ました。
QUESTION 02
ダルク入所後はどんな取り組みをされましたか?
同じ経験、共感が出来る
本人が入所してから初めて相模原ダルクの家族会に参加させていただきました。
診断されてから入所する迄が長かったので、最初にその経緯のお話をさせていただきました。
皆さん同じような経験をされていますので、共感していただきホッとしました。
依存症という特殊な病気ですので、世間からの偏見もあります。
容易くお話しする事はできないと思っています。
ここでないと話せないお話を気軽にお話しできる場は家族にとって最大の救いだと思っています。
また、同じアディクションの方や本人と同じような年齢の方のご家族の方と、こちらで初めて出会うことができました。
これも家族にとっては励みになりました。
QUESTION 03
スタッフ(職員)の対応はいかがでしたか?
家族・当事者の両方に寄り添ってくれる
献身的に寄り添ってくれました。
私の夫、本人の父親は、本人が入所したと同時に大病が発覚し、わずか2か月で亡くなりました。
余命宣告されてから最後の1か月は自宅療養でしたので、意識があるうちに夫と本人を合わせて下さったり、危ないときも職員の方同行の下、本人と夫の時間をいただく事ができました。
その後の葬儀や法事も、本人が職員になるまでの間は相模原ダルクの職員の方と共に供養することができ、大変感謝しております。
QUESTION 04
回復はできましたか?
過去を無かったことにはできない
回復したからといって、決して入所する迄に起こした問題行動を家族は簡単に無かった事にする気持ちはありません。
許す、許さないではなく、本人が回復し続けなければ、今後はないと本人に伝えています。
回復してもアルコール依存症という病気が完治したわけではありません。
家族はそういう不安な気持ちを持ち続けているのは事実ですが、家族自身の生活を大切にし、遠くから見守る事にしています。
今はこのような気持ちですが、本人が回復をし続け何年も何十年も経てば、家族の気持ちも和らぐかもしれません。
QUESTION 05
依存症で悩んでいる方々に一言お願いいたします。
まずは相談からでも
同じアディクションでも人それぞれ性格などありますから違うと思います。
通院だけで回復される方もいらっしゃいますが、もしそうであったとしても、それよりも重度であっても、一度はダルクさんに繋がり相談する事をお勧めします。
本人が繋がることを嫌がっても、家族だけは繋がりを持ち、同じ苦しみを持っている人たちと繋がり、ダルクの職員の方々に相談しながら知識を深め、病気を理解し、困った時はダルクさんにお世話になる。
もしかしたら、これが一番の回復への早道なのかもしれません。
今、後悔しても始まりませんが、私自身がそれができていなかったので、皆様にはもっと短い道を歩んでいただきたいと思っています。

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