INSTANCE

RECOVERED
大和市 H様 
【アルコール依存症】
QUESTION 01
相模原ダルクと出会ったきっかけは?
お酒はコミュニケーションの潤滑油だった
18歳の時、大学の新入生歓迎会で初めてお酒を飲みました。
緊張しやすい僕がお酒を飲んだら友人と話せるようになりました。
しかし、いつしか飲み始めるタイミングが昼・朝と変わっていき、最終的には起きているときはほとんど酒を飲んでいるという状況になりました。
仕事も続けられず、入退院を繰り返しました。
4回目の入院の時に相模原ダルクを紹介してもらい、見学に行かせてもらいました。
ミーティングでは皆が正直に話をしていて、「ここでなら自分も酒を止められる」と思いました。
これが相模原ダルクとの出会いです。
QUESTION 02
ダルク入所後はどんな取り組みをされましたか?
仲間がいてくれたから
ミーティングや12ステップ、そして仲間との共同生活を通して、私は自分自身と向き合う時間を持つことができました。
特に印象に残っているのは、自分と同じような経験をしている仲間の話を聞いた時、「自分だけじゃない」と心の底から安堵し、強く共感できたことです。
孤独だと思い込んでいた気持ちが少しずつほどけていく瞬間でした。
そんな中、ダルクにつながってわずか2ヶ月で父が亡くなりました。
とても悲しく、心が追いつかない日々でした。
ちょうどその頃、相模原ダルクではエイサー演舞に向けた猛練習の真っ最中で、私は無我夢中でその練習に取り組みました。
悲しみを抱えながらも、仲間と同じ太鼓の音を響かせ、汗を流し、声を出し合う時間が、私を支えてくれました。
あの時、共に過ごし、共に励まし合った仲間とのつながりが、今の私の回復につながっているのだと強く思います。
QUESTION 03
スタッフ(職員)の対応はいかがでしたか?
当事者だから気持ちがわかる
スタッフ自身も依存症を経験している方々なので、とても相談しやすい環境でした。
飲酒の欲求が強くなり、どうしても自分では抑えられない時も、スタッフがそばにいてくれたおかげで、一人で苦しむことはありませんでした。
夜遅くまで根気強く話を聞いてくれ、私の気持ちに寄り添ってくれるその存在は、回復の大きな支えになりました。
「自分だけじゃない」と感じられることで、孤独や不安が少しずつ和らぎ、前に進む力をもらうことができました。
QUESTION 04
回復はできましたか?
酒を止めることで、失ったものを取り戻すことができた
相模原ダルクにつながったことで、自分はお酒をやめることができ、新しい生き方を手に入れられたと感じています。
仲間との共同生活を通して、自分が抱えていた「生きづらさ」に気づくことができ、その気づきが心の安定へとつながりました。
飲まない日々を積み重ねる中で、心は少しずつ落ち着きを取り戻し、周りとの関係も自然と良い方向へ変わっていきました。
その中でも特に大きかったのが、家族との関係の再構築です。
かつて距離ができてしまっていた母親や妹とも、今では一緒にお墓参りへ行き、食事を囲む時間を持てるようになりました。
これらは一見すると何気ない出来事かもしれません。
しかし、以前の自分にとっては想像もできなかったほど大きな「回復の証」だと実感しています。
QUESTION 05
依存症で悩んでいる方々に一言お願いいたします。
あれだけ止められなかった酒を止められた
今まで日常の一部になっていたお酒を手放すことは、とても不安で、大きな勇気が必要だと思います。
「本当にやめられるのかな」——そんな思いが頭をよぎるのは当然のことです。
でも、その一歩を踏み出した先には、これまでとは違う景色が待っています。
僕たちは、あなたがその一歩を踏み出すのを一人で背負わせません。我々と一緒に、支え合いながら、お酒をやめてクリーンな生活を目指していきましょう。

CONTACT

CHANGE YOUR LIFE!
電話でのご相談・お問い合わせ TEL. 042-707-0391
営業時間 平日/9:00 ~ 17:00 土・祝/9:00 ~ 14:00
TOP