INSTANCE

RECOVERED
相模原市 S様 
【アルコール依存症】
QUESTION 01
相模原ダルクと出会ったきっかけは?
2回の入院で気がついた、一人ではやめられない
山形に生まれ、物心ついたときからお酒を飲んでいました。
何不自由なく成長し、大手住宅会社に就職、やりがいも感じ、景気もよく、うまくいってました。
毎晩のお酒、それは人生の潤滑油でした。
30歳過ぎたころから、酒量が増え、ブラックアウトを繰り返しました。
飲酒運転、勤務時間飲酒、会社解雇。
家族のすすめで、精神科へ入院となりました。
退院後、断酒を決意。
しかしその苦しさから3ヶ月で再飲酒をし、すぐに連続飲酒状態に。
経済的に行き詰まり、自宅売却、家族離散。
心機一転東京に出てくるも、すぐに連続飲酒状態に。
そして2回目の入院。
わかったことは、一人ではやめられないこと。
そんな時、相模原ダルクの職員が病院に面会にきてくれて、「一緒にお酒をやめていこう」と。
QUESTION 02
ダルク入所後はどんな取り組みをされましたか?
共同生活で距離が縮まり、仲が深まった
同じ依存症の仲間たちとの共同生活、それが最大のプログラムでした。
調理や洗濯、掃除など、一緒にやることで、少しずつ仲間とのつながりが深くなっていきました。
エイサープログラムでは、同じ時期に入った仲間と一緒に、演舞に向けて練習をしました。
演舞が終わった時の達成感や充実感は今でも忘れられません。
そうやって仲間になっていった。
そのつながりをつくることが、大切だったと今ではわかります。
QUESTION 03
スタッフ(職員)の対応はいかがでしたか?
先に断酒の道を歩いた先輩だからこそ、信じられた
いつも的確なアドバイスをもらえて、大変助かりました。
ある時、飲酒欲求が収まらず不安になったときも、「2年たてば良くなるよ」と。
その言葉を信じて続けたから、今の私があります。
当事者スタッフの方は、私より先に断酒を経験している先輩です。
だからこそ、私のことをよくわかってくれました。
そして、上下関係ではなく、いつも私の横からサポートしてくれました。
QUESTION 04
回復はできましたか?
心の安定が得られると、お酒は離れていった
できていると思います。
心の安定、それがお酒から離れる一番の方法だと思っています。
逆にそれが乱れるとお酒が近づいてくる。
ダルクでは、どうやったら心の安定が得られるのかを気づかされた。
それは、仲間たちとの共同生活で、自分のことに気づき、自分を変えていくこと。
それを今でも続けています。
QUESTION 05
依存症で悩んでいる方々に一言お願いいたします。
回復さえすれば、なんでもできる
今では、一人で暮らし、自分のやりたいことをやりながら、再飲酒せずに生活できています。
そして、たくさんのものが戻ってきました。中でも家族と再会できたことは、私があきらめていたことの一つです。
罪悪感から長い間連絡もできずにいた私に、家族の方から歩みより「がんばってるね」と声をかけてくれました。
回復さえすれば、なんでもできるようになる。それが私のメッセージです。

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