INSTANCE

RECOVERED
町田市 F様 
【アルコール依存症】
QUESTION 01
相模原ダルクと出会ったきっかけは?
絶望の果てに、偶然の出会い――回復への第一歩
アディクションとの出会いは大学の新歓コンパでした。
社会人として働き始め順調に過ごしていましたが、仕事のご褒美やプレッシャーのかかる場面で「自分に勢いをつけるために」飲酒することが習慣化していきました。
その結果、仕事や人間関係、家族との関係などにさまざまな問題が生じました。
大事な会議を欠席したり、転倒による入院、約束を守れず信用を失ったり、酔って家族に当たることもありました。
借金の督促や家族の視線さえも、さらに飲酒する理由になってしまい、将来への不安に押しつぶされそうになっていました。
病院に行くことも考えましたが、費用や方法が分からず、どうしてよいか分からない日々が続きました。
そんな中、役所で「自立支援医療制度」のポスターを見て相談に訪れましたが、生活保護の担当課に回され、「ここではない」と告げられました。
そのとき偶然、ダルクの職員が役所に来ており、相談することができたのです。
QUESTION 02
ダルク入所後はどんな取り組みをされましたか?
語り、聴き、支え合う中で――仲間と歩いた回復の時間
デイケアでのミーティング(自分のアディクションの話をし、仲間の話を聞くプログラム。
聞きっぱなしで仲間が話しているときには意見をしてはならない)では自分と同じような経験をしている仲間の話を聞いて、自分だけではないという安堵感とその仲間のしっかりとした姿に勇気をもらいました。
また、寝泊りをしているナイトハウスでは食事、掃除、洗濯の当番があって仲間と協力することや基本的な生活力を身に着けることが出来ました。
その他にもスポーツやレクリエーションなどの活動があり、アルコールによって感じていた孤独感や孤立感がなくなり、自分はひとりではないという前向きな気持ちを持つことが出来ました。
QUESTION 03
スタッフ(職員)の対応はいかがでしたか?
職員の言葉と行動に惹かれて
職員の皆さんは時に厳しく、時に優しく接してくれました。
自分一人だけではなく、皆苦しんでいるという言葉は今でも忘れません。
相手の立場になって物事を考えるというのは出来ていたつもりでしたが、自分本位の考え方はなかなか離れなかったです。
しかし、職員の方々の姿や言葉の1つ1つに「仲間の回復」を感じられ、それを信じてダルクでの回復プログラムと向き合うことが出来ました。
QUESTION 04
回復はできましたか?
回復は一生続く、それでも僕は前に進む
「回復は一生続く」のでもしかしたら、明日飲んでしまってもおかしくはない病気なのです。
ただ、ダルクにつながる直前の最悪な状況からは脱出できたとは思っています。
今年はダルクに入所して以来会っていなかった母親とも7年ぶりに再会し、近況を伝えあうことが出来ました。
お盆の時期は母と墓参りにも行ってきました。
今まで迷惑をかけてきたこと全てが許されるわけではないですが、少しずつ埋め合わせをしていきたいと思っています。
QUESTION 05
依存症で悩んでいる方々に一言お願いいたします。
一歩踏み出すだけでいい。仲間があなたを待っている。
依存症は「孤独の病」です。
1人でどうにかしようと思ってもどうすることもできない病気です。
恥ずかしい、情けないという思いはあると思いますが(私もその1人でした)、どうか悩みや困りごと、悩み事をダルクの職員や仲間に相談してみてください。
きっとあなたに寄り添ってくれ、回復への道筋をひいてみてくれると思います。
同じような悩みを持った人はたくさんいます。
1人ではないですよ。
仲間と一緒に回復への道を歩んでいきましょう!

CONTACT

CHANGE YOUR LIFE!
電話でのご相談・お問い合わせ TEL. 042-707-0391
営業時間 平日/9:00 ~ 17:00 土・祝/9:00 ~ 14:00
TOP