〜「創造する楽しみ」と「つながり」を感じる〜

相模原ダルク薬物依存者当事者スタッフの清水です。

今回は外部講師を招き、「デカルコマニー(décalcomanie)」という技法を使った創作を行いました。

「デカルコマニー」とは、紙に絵の具を塗り、もう一枚の紙を上から押し当てて転写することで偶然の模様を楽しむアート技法です。その偶然性から生まれる形や色の広がりが、自由な発想を促してくれる点が魅力です。

作品はどれも個性豊かで、抽象的ながらも命の力強さや自然の多様性を感じるものばかりでした。

アートセラピーは、「上手に描くこと」よりも「心の動きを感じて表現すること」に焦点を当てています。今回も、絵を通して自分の内面を見つめ直す時間となりました。

相模原ダルク 副施設長 清水